田上俊春「天神様」掛軸（尺八立・本金欄）

慈悲深さと知性を感じさせる面立ちの天神様。
掛軸の裂地には豪華な本金欄を使用し、お祝いに相応しい作品に仕上げました。
大切なお子様の健やかな成長を願ってお飾り下さい。


作者：田上俊春
画題：天神様
寸法：巾７３cm×丈２００cm（尺八立）
表装：本金欄本丸表装
桐箱：桐箱、太巻芯棒付

【作者略歴】
昭和１１年生まれ、岐阜県
幸清会会員、各展入選


●天神様について
天神様とは、平安時代に学者・政治家として活躍した菅原道真公のことです。
道真公を祀る神社は、天満宮または天神社といい、「学問」「芸能」「正義」の神様として、あつく信仰されています
富山県や福井県では男の子が生まれると、健やかな成長や学業成就への願いを込めて、天神様を飾る風習があります。

●天神様を飾る期間
１２月２５日から翌年１月２５日まで飾ります。
ただし、掛軸にとって湿気は大敵のため、片づける際は数日遅くなっても、天気の良い乾燥した日をお勧めいたします。

●収納について
高級桐箱とタトウ箱（外箱）に入っています。
桐の太芯が付いているので、掛軸に慣れていない方でも、シワにならず巻くことが出来ます。